IBM X3350 M3のCPUをX5550からL5630へと換装しました。
グラボ積みの実験台となったX3550ですが、試行錯誤の上、グラボ側に出力させること、UEFIの設定で、ROMのロード的な設定を変更することで動くことが確認できました。そのへんはまとめたらまた記事にしようと思います。
グラボを詰むことができたは良いけど、特にタスクも無いのも事実なので、BOINC(WCG)に久々に復帰することにしました。細かいことは省きますが、PCの使ってないリソースを共有してスパコン的なことをやろうぜ的なプロジェクトです。私が自宅のサーバでWEBを公開していた頃に参加していました。
今回のマシンは特に用途は決まってなく、実験的なことに使おうと思っています。なので、使用していないときは解析をしっぱなしになっていました。ただ、すこぶる部屋が熱くなったので、45nmからの脱却を図ることにしました。
もともとXeon X5550を搭載していたところをL5630に換装しました。
クロックは2.66/3.06 GHzから2.13/2.40 GHzの変化で、TDPは95Wから40Wです。TDP≠消費電力ではありますが、目安としては用いられます。50Wぐらい減ったらいいなぁという希望のもと交換開始です。
パカっと開いてレバーを上げたらさくっと交換できます。
交換前後の消費電力ですが221W→151Wと実に70Wほど削減できました。撮影時はBOINCでCPUを100%使っている状態です。
TDPから考えていた以上に消費電力が減ってかなり驚いています。やはりTDP≠消費電力ですね。