SVNでソース管理をしているのですが、サーバをコンテナにしてみようと思います。
今回はCentOS Stream9をコンテナイメージとして使用します。
とりあえずコンテナをテンプレートから作った後から始めます。
とりあえず、コンテナを立ち上げてすぐはsshが使えないので、コンソールからsshサーバのインストールをします。rootログインを許可し、起動します。
# dnf install -y openssh-server # vi /etc/ssh/sshd_config ↓以下を追記 PermitRootLogin yes # systemctl enable --now sshd
これであとはssh経由で作業します。通常のCentOSでSVNサーバを構築するのと同じです。
httpdとsubversion、httpdでSVNを使うモジュールをdnfからインストールしていきます。
# dnf install -y httpd subversion mod_dav_svn
SVNのリポジトリを配置するディレクトリを作成します。
# mkdir /var/www/svn
httpdの設定ファイルを追加していきます。認証は設定せずに作っちゃいます。必要ならここで設定してください。
# vi /etc/httpd/conf.d/subversion.conf ## ↓を追記する <Location /svn> DAV svn SVNParentPath /var/www/svn AuthType None Require all granted </Location>
これでいったんhttpdを起動します。
# systemctl enable --now httpd
http://ipアドレス/svnで403が返ってくると思います。webサーバはとりあえず起動しました。
次にリポジトリを作成します。
# cd /var/www/svn # svnadmin create test # chown -R apache.apache test
http://ipアドレス/svn/testにアクセスすると「test – Revision 0: /」のような表示がされると思います。これでサーバ構築は完了です。